プログレッシブな日(続編)
先日は、プログレ(プログレッシブ・ロック)について書きました。気持ちが盛り上がったので、今日はプログレのCDを買いに行きました。
さっそうと渋谷のHMVへ。本で紹介された幾つかのCDを探すためです。自分が聞いたことのないアーティストやアルバムの曲を聴くときはとってもわくわくしますね。
夕方の渋谷はいつも人ごみがすごい。焦る心を抑えつつ、HMVまで辿りつく。Rockコーナーは3Fだ。最近、レイアウトが変わったのも頭にインプット済みで、慣れた足取りで売り場へ向かう。連休中の夕方とあって、お店はそこそこ混んでいる。みんな、何を買っているんだろう。みんなも、CDを選ぶというのは楽しい作業なはずだ。
プログレというと、YES, EL&P, Pink Floydなどの大御所が挙げられるが、実はprogressive(=革新的、先進的)という意味から、早くはBeatlesのSgt.Pepper's(サージェント・ペッパーズ)あたりではないか、という説が『プログレッシブ・ロック入門』で展開されています。
そうなると、その後の米国で興ったヒッピーもこの流れに入る訳ですね。この間のサンフランシスコ出張で寄ったヘイト・アシュベリーも関連します。いろいろ、つながるものです・・・。
なお、ヒッピーのHipとは「進んでいる、かっこいい」という意味だそうです。これは、昨日の英会話でたまたま出た。なんだか、つながりすぎてコワい・・・。
今日はこんなのを入手してみました。
- Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band, Beatles, 1967
- The Piper at the Gates of Dawn, Pink Floyd, 1967
- In the Court of the Crimson King, King Crimson, 1969
- Close to the Edge, Yes, 1972
- Highway 61 Revisited, Bob Dylan, 1965
Yes(イエス)は昔レンタルCDでよく借りました。このClose to the Edgeも当時テープに録って良く聴いた1枚です。現代アート的な曲展開や、木琴(鉄琴かもしれないけど)を組み合わせたり、シンセサイザーを多用しているあたりは、当時の前衛とは何かを物語っているようです。演奏テクニックがすごい。1つ1つの楽器に注目して、音を追うというジャズ的な聴き方も楽しめるバンドです。
最後のBob Dylan(ボブディラン)はプログレ界というより音楽界全体で有名ですが、「当時フォーク界でエレキギターを持ち出したのが前鋭的」と評されていたので聴いてみたくなりました。
今はSgt.Pepper'sを聴いています。これも良いですね!紛れもないビートルズ・サウンドではあるが、それぞれの曲が個性的なので、今聴いても十分に新鮮さを感じます。退屈する曲がないのです。
- アーティスト: BEATLES
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- 発売日: 2009/09/09
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- アーティスト: Pink Floyd
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In the Court of the Crimson King
- アーティスト: King Crimson
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