RUSHその2

この週末はDVDをテレビ画面で見る環境が出来た為、持っているDVDを満喫していた。そのうちの一つがRUSHのライブ。RUSHについては、つい先日コメントしたのでコチラをご参照ください。

RUSHは80年代がまさにヒット作連発という時期。この週末見たDVDは、その当時のライブ映像をまとめたもの。昔の映像がDVDで気軽に見れるというのは何て贅沢なんだろうと思って見ていた。

RUSHのライブは、ある意味、楽曲を超えたエンターテイメントだと言える。前にも書いたように、この人たち3人の演奏技術はすごすぎる。3人3様で凄いのだが、特にドラムのニール・パートの超人技は驚きを通り越して何も言うことができない。カメラの方もそれを十分わきまえていて、ここぞっ、という場面で後ろからズームする。

その道のプロというのは、「こういうことか!」と思わせるものが必ずある。他の人にできない何か、を持っていることはやはり強い。しかも、それがバンドであれ何であれ、チームでそれが発揮できているとなると格別だ。

ちょっと昔の音楽は、そういう意味では十分に個性的で、また聴く側もそれを望んでいたと思う。同じく連休中に、プログレのYESを聴いていて思っていたのは、今の時代にこの人たちのような音楽を取り上げてくれるCD会社は果たしてあるのだろうか、と。おそらく自分の知らないところにそういうレーベルはあるのだと思うが、当時はこういう音楽がヒットチャートにランキングされていたことを思うと、当時を知ることのできる自分たちは幸せではないか、と思ったりしていた。




こちらへも遊びに来て下さい。→ケロケロケロっ記〜金融経済や仕事術