ホワイト・スネイク、デフ・レパード in 武道館

今週やたらと忙しかったけれど、締めくくりは、これ。

武道館でジョイント・ライブがありました。カッコ良かった〜。

ホワイト・スネイクもデフ・レパードも僕が高校生くらいの頃に聞いていたから、80年代に大人気だったハードロック・バンド。今でも現役だからこそ、来日公演が実現したのだが、基本は往年のヒット曲を演奏するので、観客もすぐにノリノリになる。

僕らの後ろの席にいた人はすごかった。見た目は、失礼を許して頂くと、街中で見たら普通のおっさんだ。しかし、ヒット曲になると1番からサビまで、見事に歌っていたりする。高音もしっかり出とる。「あなた何者?」というくらい歌いまくっていた。

サビのところどころでは、「さあ、みんな歌って〜」という感じでマイクが客席に向けられる。つまり、その瞬間はステージからはボーカルが入らないのだが、その意図が伝わらないほど、後ろから高音の歌声が聞こえてくる。ホワイト・スネイクのボーカル(デビッド・カバーデール)の場合は、曲の最後の方でシャウトが入ったり、つぶやきが入ったりするのだが、それまで似せようとする後ろのおっさん。まるで、はるな愛の”あややライブ”のようだ。

実は恥ずかしながら武道館でのライブは始めてで、狭い会場が一体感を創り出していて、とても良かった。しかも、僕たちの目の前にスピーカーがあったものだから、終わってからしばらくの間は耳鳴りがして大変。しかし、待ち時間の間は別のアーティストの曲がかかっていて、大音量オーディオルームという感じ。AC/DCの「悪魔の招待状」がかかっているときは、そこかしこで歌いだす人も。うん、僕もAC/DCのライブは行きたい。

流石にハードロックのダブル・ヘッダーはお腹いっぱいという感じでした。

肝心のライブについて。ホワイト・スネイクはボーカルのデビッド・カバーデールがシンボルで、バンド全体としてどうか、という評価も本来はあるはずだけれども、やはり彼のパフォーマンスに視線は集中するし、そこにいるという存在だけでもう十分楽しめる。年齢を感じさせない、とても良いパフォーマンスだった。

デフ・レパードの方はと言うと、バンドとしてのまとまりや、パフォーマンスの見せ方、照明の効果などで、はっきりとした意図が感じられて、楽しいライブだった。もともとシンプルな構成の曲が多いけれど、ライブの場合はそれを上手く利用して、観客をノセているようだった。ギターソロなども、オリジナルの形を残していたから、それはそれは盛り上がる。

あいだ20分ほどの休憩をはさみ、全体で3時間半超のライブ。いや〜、燃焼しました。




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