キース・ジャレット・トリオ2010ライブ

素晴らしい!の一言に尽きる。キース・ジャレット・トリオの2010ライブに、先日2010年9月23日、Bunkamuraオーチャード・ホールに行ってきました。

3人の演奏技術や息が合っている様子は、言うまでもなく素晴らしい。しかし、それを超える、魂のこもった空気が会場を支配していたと思います。CDでは伝わらない、「気」というものを全身で感じることができたような、2時間でした(ちなみに間に休憩が入ったので、都合2時間半くらいかかります)。

今思い出しても、ライブはあっという間の出来事で、また聴きに行きたいというよりも、またあの空間に身をおきたいと思っています。

もちろん、CDの演奏もいつも素晴らしい。僕も学生の頃に、Standard Liveのシリーズを知って、それ以来のファンです。

セットリストが演奏の終わった会場の外に貼りだしてあったのですが、すごい人で撮れませんでした。でもコチラのブログの方がアップして下さいました。ありがとうございます。

曲目は、次のとおり。
1. Solar (Tribute)
2. I Have Got A Crush On
3. Star Falls On Alabama
4. Conception (Whisper Not)
5. Someday My Prince Will Come (Still Live)
6. G-Blues (Keith Original)
(2nd Stage)
7. Django
8. My Ship
9. Sandu (Whisper Not)
(Encore)
10. Too Young To Go Steady (Standards Live)
11. When I Fall In Love (Still Live)

括弧内は、CDで聴ける曲です。一応、調べてみましたが、見落としがあるかもしれません。複数のCDに入っている曲もありますが、そちらの情報は省いています。もっとも、即興なので、アレンジを含め、内容は全く違うと思いますが。

それにしてもキース(p)も凄かったけれど、ゲイリー・ピーコック(b)とジャック・ディジョネット(ds)も凄かったですね。CDだと、ピアノの影になりがちですが、この日の音のバランスは本当にトリオ均等のようでした。

いつもキース・ジャレットを聴こうと思ってCDをかけるのですが、それじゃ駄目ですね。これからは、心してトリオを聴こうと思います。

ゲイリーが御年75歳だそうですから、あと何回ライブ見れるのだろう?また行きたいな。

ちなみに僕のお気に入りアルバムNo.1はコチラ。トリオとしては初期の作品です。圧倒されますよ。

スタンダーズVol.2

スタンダーズVol.2



【編集後記】こうしたライブを聴くと、自宅オーディオへの投資意欲が再び沸いてきます。うちのオーディオさんたちは、アンプの27歳を筆頭にベテラン揃い。調子が悪いことも多いので、そのうち買い替えを、と思っていながら、時間ばかりが過ぎていきます。

【編集記録】セットリスト1曲目は、正しくはSolarでした。お詫びして訂正いたします。また、セットリストは、鯉沼ミュージックさんのサイトにて公表されています。




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