Billy Squier

Billy Squier(ビリー・スクワイア)の2作目「Don't Say No」は、レコードを持っていました。しかし、CD時代になってからは、頭の片隅からもこぼれてしまったため、25年ぶりに聴きました。

突然、その存在を思い出し、調べてみると30周年記念のリマスター盤が出ているのです。「この機会を逃すまい」と思い、やっと入手できました。1981年の作品です。

全ての曲がビリーによって書かれています。今聴いても色あせた感じはないですね。ストレートなロックが多く、それでいてパターン化した感じはしません。

当時(僕は中学生でした・・・)、僕の周りにビリー・スクワイアを知っている人はいなかったのですが、何故アルバムまで買ったのでしょう?当時、高価なアルバムを買うというのは、相当高いハードルだったはずです。数ある名盤やヒット作を押しのけて、買った訳ですからね。

細かい記憶はないのですが、ろくろくロック夜話さんによると、アメリカではかなり売れていたのですね。MTVで流行ったというのも、時代を感じさせます。それにしても、プロデューサー陣がすごかったのですね。

ロックンロール系の曲からは、クリーンなストーンズという感じもするし、その後のアメリカン・ロックのヒット・アーティスト(例えばナイト・レンジャー)につながる感じ(彼らが意識していたかどうかは知らないが・・・)もします。しかし、ツェッペリン系の曲(Lonely is the Night)もあるし、クイーンのような曲(The Stroke)もあるので、かなり幅広い作曲ができる人なんだな、と。売れた理由が分かる気がします。

懐かしい気分にすっかり浸りました。

Don't Say No (30th Anniversary Edition)

Don't Say No (30th Anniversary Edition)




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