Tony Rich Project

これも結構古い話になりますが、90年代前半はダンス系、ラップ系、ソウル系、DJ系の音楽が流行りましたよね。細かく分類するのが大変なので、全部「R&B」としてこれから書いていきます。

90年代半ばに、たまたま試聴して買ったと思われるのが、Tony Rich Project

当時の人気アーティストであるBoyz II MenTLCに曲を書いていたというから、実力は折り紙付きなのでしょう。(参考:Wikipedia

僕が持っているアルバムはBirds Eyeという2枚目の作品。実は、これが売れなかったらしい。

Birdseye

Birdseye

しかし、曲は優しくって、サウンドはどことなくアコースティックな音の温かみを大切にしていて、聴きやすいのです。細かく分類するとソウルになるのでしょうか。

当時流行ったソウル系のアルバムは、時間の経過とともに聴かなくなっていったのですが、なぜかこの1枚だけは、すぐに取り出せるところにあり、忘れた頃にかけていました。

なんとなく流しておくこともできるし、それでいて飽きもしないので、何か作業をしていて邪魔にならないのですよ。ソウル全般に言えるのは、リズムがミディアム・テンポで、語りかけるようなヴォーカルの曲が多いので、きっと心地が良いのでしょうね。ラップを混ぜるアーティストもいましたが、Tony Richさんはラップなし、ド派手なコーラスもなく、曲として聴かせる作戦を選んでいます。

売れたのはWordsという1枚目のアルバムらしい。知りませんでした。在庫限りの販売になっているようだったので、早速、オーダーしてしまいました。




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