Def Leppard
先日のBad Cityの記事で、「Bad Cityは悪いDef Leppard(デフ・レパード)のようだ」と書いたので、Def Leppardについて触れない訳にはいかないでしょう。
Def Leppardは、英国のハードロックバンド。1983年に発売された「炎のターゲット」が出世作で、その後も幾つかのアルバムがヒットしています。
デビュー当初は、Iron Maiden(アイアン・メイデン)などと並んでNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)というジャンルを形成していたようですが、音楽的にはヘビメタよりも聴きやすいと思います。コーラスが多いし、ツインギターは鳴らしまくるよりも休符を利用した効果音的なフレーズが多く、曲も幾分かドラマティックに仕上がっています。コーラスはライブを意識してか、観客を乗せやすいものがありますね。サッカー場にいるみたいです。
Bad Cityに対し、本家のDef Leppardが良い人か(笑)というとそうでもなさそうです。
2008に来日したときは、あの大御所Whitesnake(ホワイトスネイク)とのダブルヘッダー・ライブだったのですが、なんとDef Leppardが第2部に登場し(つまりトリをつとめ)、待ちわびた観客に対して「How was Whitesnake NOISE?」とのたまったのです。冷や汗かきました。この人たちも単なる悪ガキですね(笑)。
このアルバム「ヒステリア」あたりは、ヘビメタどころかハードロックという感じもせず、聴きやすいロックという感じです。
- アーティスト: デフ・レパード
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: CD
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僕は、同年代のアーティストでは、Van HalenもAerosmithもGuns N' Rosesも好きなのですが、アメリカのアーティストは楽曲の中で、カントリー色というか中西部の香りがする曲を混ぜるか、そういう演奏スタイルをとることがあるのですが、英国出身のDef LeppardもIron Maidenもそうしたルーツを持っていないので、個性を際立たせるし、魅力があるのです。
Def Leppardっぽいグループはいないなあ、と思っていたところへBad Cityが出てきたものだから、その意味でもBad Cityは面白い存在ですね。
ところで2008年に観たDef Leppardのライブは、最近アルバムを出していないという意味では懐古的なのですが、ライブのエネルギーや若さと言う意味ではまだまだ現役でした。また来ないかな?
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