Powerage (AC/DC)

パワーエイジ(紙ジャケット仕様)

パワーエイジ(紙ジャケット仕様)

雨模様のどんよりとした雰囲気を吹き飛ばす1枚。

僕の中でのAC/DCのNo.1はBack in Blackなのだが、最近はこのアルバムの出番も多い。1曲目のRock'n' Roll Damnationからノリノリで、掃除や何かの作業のBGMにもってこい。

一方、最近Bon Joviのベストをかけることが多く、こちらはこちらで完成された聴きやすいロックなのだが、アメリカのバンドはカントリーっぽいサウンドを聴かせる曲があって、僕はそういう意味での泥臭さのない音楽の方が好きだ。

クロス・ロード/ザ・ベスト・オブ BON JOVI

クロス・ロード/ザ・ベスト・オブ BON JOVI

じゃあ、AC/DCは泥臭くないかと言うと、むしろこちらの方が泥臭いとも言える。ロックをひたすらまっすぐに演奏するとこういう風になる、というのがAC/DCだと思う。バラードなど存在しないし・・・。

ギターのリフもコードもいたってシンプル。レコード会社はそれを『金太郎飴的・・・』と何故か自虐にも捉えられる表現をして賞賛するけれど、僕は「金太郎飴のどこが悪い?」と言いたい。もっとも、金太郎飴に対するイメージは人それぞれで、僕は「退屈なもの」というイメージをもっているのだが、そこが意見の相違なのかもしれない・・・。

Powerageに話を戻ると、この中のGone Shootin'という曲が大好きです。ミドルテンポのグルーヴィーな、渋めの曲。ボン・スコットが歌うオリジナルも良いけれど、DVD『Plug me in』

Plug Me In

Plug Me In

の中でブライアン・ジョンソンが歌う様子は、ロックというのは勢いやシャウトに頼らなくても、カッコよくそして気分よく演奏できるということを教えてくれるようだ。




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