Michael

Michael Jacksonマイケル・ジャクソン)のニューアルバム「Michael」を聴いてみました。

発売日の12月15日にJWAVEで特集をやっていて、それがとても印象的だったので、早く買って聴きたかったのです。

JWAVEで言っていましたが、「マイケルはまだ生きている!」。このアルバムを聴くと、楽曲のすばらしさ、これぞマイケルという曲に、思わずそう信じてしまいたくなるほどです。

実際に、僕らの中にはマイケルは生きています。それは、マイケル・ジャクソンというアーティストとしても、そして、マイケルが曲を通じて伝えたかったメッセージとしても・・・、なのでしょうね。

これもJWAVEで言っていましたが、昔はレコードしかなかったので、1枚のアルバムに入れられる曲が8曲くらいに限られていました。CDとなった今では、普通に14曲〜16曲入っているアルバムも珍しくありませんよね。

だから、今僕らがこのアルバムを聴いて「クオリティ高いな〜」と思っても、昔のアルバムからは漏れたのではないか・・・、と。

もちろん、マイケルがどういう気持ちで曲を厳選したのか、聞いてみたくなりますね。

坂本龍一さん作曲のBehind the Maskという曲も入っています。YMO世代の僕にとっては、これも感慨深いです。

マイケルからの素敵なクリスマス・プレゼントというアルバムでした。

Michael

Michael




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Buckcherry

音楽評論家、伊藤政則さんのRockcityを観ていて、「おっ、カッコいい!」と思ってタワー・オンラインからCDを入手。

今まで知らなかったのですが、Buckcherry(バックチェリー)は1995年に活動を開始、既にバンドとしては5枚のアルバムを出している。メンバーはいろいろあって、結構変わっているようです。2008年のラウドパークに出ていたそうですね。

曲の感じは極めて正当なロックンロールです。バンド編成は、ボーカル、ツインギターにベース、ドラムスですから、下手な小細工はなく、楽曲のドライブ感で押してきます。

曲によっては、Aerosmithっぽかったり、Whitesnakeっぽい印象がします。この「〜っぽい」という形容は、そのバンドのオリジナリティを否定しているようで、本当は好ましい表現ではないのですが、音楽を文章に記録するのは難しいです。つい甘えてしまって、「〜っぽい」という表現を使ってしまいます。

しかし、Aerosmithにしても、Whitesnakeにしても、ボーカルが聴かせる(他のメンバーも良いですが・・・)バンドですね。このBuckcherryもそういうバンドで、ボーカルのJosh Toddがとにかく聴かせるのです。ロックンロールでも、スローの曲でも、声に厚みがあるのですよね。

先日知ったBad cityも良かったのですが、Buckcherry(名前似ているなあ〜)の方が格上の感じがします。きっと歴史の差なのでしょうか。どちらが良いかは、今後の活躍によるとして、現在進行形の元気のあるバンドが聴けるというのは幸せですね。

これからの大掃除シーズン、ノリノリのBGMとして、いかがでしょうか?

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Iron Maiden2011年3月に来日

Iron Maiden(アイアン・メイデン)が、いよいよ来日です。

先行予約(ぴあ)で早速チケットをゲットしました。今から楽しみです。アルバム聴いて盛り上がるぞ〜!

しかし、わが家では、先日のBon Joviライブ以来、Bon Joviを聴く比率が格段に上がっています。Bon Joviによるファン開拓作戦が見事に成功しましたね。Bon Joviを聴く比率が、どのタイミングでIron Maidenを聴く比率によって抜かれるかも注目ですね(すみません、わが家限定の話でした・・・)。


今回のツアーは最新作「The Final Frontier」のワールド・ツアーです。

いろいろ検索していたら、2008年の前回来日時に、レコードコレクターズの杉原さんが、面白い記事を書いていました。今回のワールドツアーがどのような構成になるか、楽しみですね。

2011/2/11のモスクワから始まるようなので、その後の情報に注目ですね。

Final Frontier

Final Frontier



【追記】予想されるセットリストについて、コチラのページで、ボーカルのブルースのコメントが引用されていました。
「今年のツアーのセット・リストはちょっと違うものになる。当然のことながら、ニュー・アルバムからの曲や最近の作品が増えるが、昔からのファンが大好きな曲もいろいろ入れるつもりだ。新しいファンが古い曲を初めてライヴで楽しめるようにしたいから。エディも含めて、今年使ったセットを可能な限り飛行機に詰め込んで、できるだけ多くの会場で壮観なライト・ショウを再現する予定だ。誰もが最高のショウだった、と言えるものになることは確実だ!! だから、楽しみにしていてほしい」




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Bon Jovi東京ドーム2010ライブ

昨日(11月30日)、東京ドームで行われたBon Joviのライブに行ってきました。

楽しかった〜。24曲も演ったそうですね。往年のヒット曲から最新アルバムCircleからの曲まで、幅広く堪能しました。

John様は、当初心配していた「高い声が出ないんじゃないか!」という声を吹き飛ばす、大熱唱でした。

Bon Joviのライブははじめてだったのですが、ボーカルJohn様の声質とエンターテイナーぶりに魅かれるところが大きいですね。ロックバンドなのですが、Las Vegasなどでのショー・ビジネスでこなれているのでしょう。John様の魅力を最大限伝えるための演出が、用意されていたように思いました。

歌い終わりの身振り、カメラの寄り、John様の目線、音・・・。僕が女性だったら、惚れてしまいそうな要素がたくさんありました。思わず、Johnではなく、John様と呼んでしまいたくなるほどです。この日の観客も、6〜7割は女性だったのではないかと思ったほどです。

最新アルバムの発売から1年近く経っていることもあり、古いアルバムからはもちろん、最新アルバムからの選曲も、大変に盛り上がっていたように思います。

Bon Joviは米国ニュージャージーの出身と聞いたので、音楽的なルーツはカントリー、ブルースにあるなあと思うところが多いです。ヒット曲で聴ける親しみやすいメロディーとは遠い位置にある音楽ですね。ライブの中盤では、ブルースのコードに乗った古典的ロックンロールに始まり、unpluggedでBon Jovi風カントリー調バラードが数曲披露されました。

きっと米国本国では、違った意味で楽しい時間だったはずです。日本では、単調に聴こえなくもないそれらの楽曲は、ファンにどう映ったのでしょうか?僕は、彼らのオリジナルを生で知って、そして何より彼らがリラックスして演奏している様子を見れたので、良い演奏だったと思います。

後半は往年ヒット曲メドレーでしたね。長時間にわたって、John様は気持ちを込めて、歌っていました。他のメンバーの演奏も良かった。

確かに高い声は出にくそうでしたが、ほとんどの曲は原曲どおりのキーだったように聴こえました。ところどころ、歌い方を変えてカバーしていましたが、そこは歌のうまさでカバーでしたね。アンコール最後のLivin' on a Prayerはさすがに高すぎたようで、観客にマイクを向ける「合唱お願い」状態でしたが、それまでの2時間半、魂込めた熱唱で魅せてくれたのだから、何も言うことはありませんでした。

ライブに先立って、物販でBon Joviグッズを買いました。Tシャツに加え、買ったのがコチラ。

Bon Joviの湯のみセット〜。すごいでしょ。



【追記】いろいろな方がセットリストを公開下さいました。ありがとうございます。
何か付加価値を・・・と思い、括弧[]内に収録アルバムを記載してみました。一部は、ベスト盤での提供になります。何も表記がないのは、カバー曲です。
01. Blood On Blood [New Jersey]
02. We Weren't Born to Follow [The Circle]
03. You Give Love A Bad Name [Slippery When Wet]
04. Born To Be My Baby [New Jersey]
05. Lost Highway [Lost Highway]
06. Whole Lot Of Leaving [Lost Highway]
07. When We Were Beautiful [The Circle]
08. It's My Life [Crush]
09. I'll Sleep When I'm Dead [Keep The Faith]
10. We Got It Goin' On [Lost Highway]
11. Bad Medicine [New Jersey] -- Pretty Woman -- Shout
12. Lay Your Hands On Me [New Jersey]
13. What Do You Got? [The Ultimate Collection]
14. (You Want To) Make A Memory [Lost Highway]
15. I'll Be There For You [New Jersey]
16. Something For The Pain [These Days]
17. Someday I'll Be Saturday Night [Cross Road]
18. Work for the Working Man [The Circle]
19. Runaway [Bon Jovi]
20. Have a Nice Day [Have A Nice Day]
21. Who Says You Can't Go Home [Have A Nice Day]
22. Keep The Faith [Keep The Faith]

      • encore---

23. Wanted Dead Or Alive [Slippery When Wet]
24. Livin' On A Prayer [Slippery When Wet]




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Bon Jovi

いよいよ東京ドームのライブが迫ってきました。うちら(僕と嫁)は、30日の初回公演に行ってきます。

熱烈なBon Jovi(ボン・ジョビ)ファンではないのですが、「この人たちを観ないでいるのはないでしょう〜」と思っています。「それなりに盛り上げてくれるはず」という期待を込めて、先行予約の時期に予約して待つこと数か月・・・。

Bon Joviの曲は、ずっと聴いていると飽きる、と思うことが正直あります。いつの間にかBGMと化しているのです。Bon Joviでまったりした直後に、モトリークルーを聴くと、「ああ、これがロックだよね」という感想をいつも嫁と交わしています。

しかし、John Bon Joviの声や歌い方には魅力がありますね。曲を盛り上げていくあたりなどは、ライブでさらに映えるのではないでしょうか。過去にライブに行ったことはないのですが、ライブ向きのバンドであることを願っています。

とっても楽しみなライブなのですが、うちらの共通の知人は、「ええ!行くの〜?」という冷ややかな反応を見せます。「失礼やないけ」と内心思ったのですが、知人が指摘するのは「だって声出ないじゃん〜」という1点。

確かに新作「Circle」では、往年のキーよりも低いところで歌っています。それに、Rock Cityで最近の映像が紹介されていたのですが、きんにくんのギャグで有名な「It's My Life」のキーが落とされていて、迫力がない。ガ〜ン!

しかし、それでも期待していますよ〜。ライブは観客との一体感なのです。

ちなみに、最初からキーが落としてある「Circle」は、ライブでは良い演奏になるはずです。昔からのファンが多いからという理由で、古いアルバム中心に演奏される可能性大ですが、Circleの曲も聴きこなしてみると、良い曲が多いです。あれだけ、マンネリぽく思ってしまうBon Joviなのに、まだまだ良い曲に出会えるというのは、やはりこのバンドの資産化された魅力なのでしょうね。

キーの話で思い出すのが、今年のLoud Parkに登場したオジーオズボーン大先生です。そのギタリストがヤングギターに語ったところによると、昔のアルバム(特に有名なDiary of a Madman)からの曲は、ほとんどやらなかったそうです。今のオジー先生のキーに合わないから、という理由だそうです。

当時のイメージを大事にしているアーティストもいるのですね。さて、Bon Joviのライブはどちらに出るか?楽しみです。

Circle

Circle




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Def Leppard

先日のBad Cityの記事で、「Bad Cityは悪いDef Leppardデフ・レパード)のようだ」と書いたので、Def Leppardについて触れない訳にはいかないでしょう。

Def Leppardは、英国のハードロックバンド。1983年に発売された「炎のターゲット」が出世作で、その後も幾つかのアルバムがヒットしています。

デビュー当初は、Iron Maiden(アイアン・メイデン)などと並んでNWOBHMNew Wave Of British Heavy Metal)というジャンルを形成していたようですが、音楽的にはヘビメタよりも聴きやすいと思います。コーラスが多いし、ツインギターは鳴らしまくるよりも休符を利用した効果音的なフレーズが多く、曲も幾分かドラマティックに仕上がっています。コーラスはライブを意識してか、観客を乗せやすいものがありますね。サッカー場にいるみたいです。

Bad Cityに対し、本家のDef Leppardが良い人か(笑)というとそうでもなさそうです。

2008に来日したときは、あの大御所Whitesnakeホワイトスネイク)とのダブルヘッダー・ライブだったのですが、なんとDef Leppardが第2部に登場し(つまりトリをつとめ)、待ちわびた観客に対して「How was Whitesnake NOISE?」とのたまったのです。冷や汗かきました。この人たちも単なる悪ガキですね(笑)。

このアルバム「ヒステリア」あたりは、ヘビメタどころかハードロックという感じもせず、聴きやすいロックという感じです。

ヒステリア

ヒステリア

僕は、同年代のアーティストでは、Van HalenAerosmithもGuns N' Rosesも好きなのですが、アメリカのアーティストは楽曲の中で、カントリー色というか中西部の香りがする曲を混ぜるか、そういう演奏スタイルをとることがあるのですが、英国出身のDef LeppardもIron Maidenもそうしたルーツを持っていないので、個性を際立たせるし、魅力があるのです。

Def Leppardっぽいグループはいないなあ、と思っていたところへBad Cityが出てきたものだから、その意味でもBad Cityは面白い存在ですね。

ところで2008年に観たDef Leppardのライブは、最近アルバムを出していないという意味では懐古的なのですが、ライブのエネルギーや若さと言う意味ではまだまだ現役でした。また来ないかな?




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Bad City

80年代ロックが再降臨。Bad Cityは、今年(2010年)デビューの、シカゴのツインギター、5人組のバンドです。

1曲目のShowdown in Central Park、さらにそれに続くTake Me For a Rideを聴いた印象は、「ん、悪いデフレパード?」という感じです。

「悪い」というのは、善悪という尺度での「悪い」であって、ヴォーカルJosh Caddyの声と歌い方はなかなか個性的かつ魅力的です。

さらに聴き進めていくと、Queenのような曲もあってなかなか面白い。

では、Bad Cityは80年代ロックのコピーなのか?

難しい質問ですね。Bad Cityの楽曲のクオリティは高いし、何しろエネルギッシュなので、ライブに行ったら楽しいに違いありません。しかし、例えば80年代に、衝撃的な作品でデビューしたガンズやモトリークルーと比べると、どうでしょうか。つまり、Bad Cityが持つ「2010年らしさ」を感じる要素を見つけるのは今の時点では大変です。

今日のところは、「それは新人バンドの宿命だ」ということにしておきましょう。

そもそも、80年代と2010年を区切って評価すること自体には、深い意味はありません。それよりも、ロックとして「カッコいいか」という評価で良いと思うのです。その意味では、Bad Cityのロックは十分カッコいいです。

そして何より、「久しぶりに活きの良いロックを聴いた」という感想です。これからの活躍に期待ですね。

いずれ、デフレパードっぽいとか、そういう形容詞がなくなったときが、このバンドの実力を魅せつけられるときなのでしょうね。




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